表領域には大別して5つの表領域があります。基本以下5つの表領域はデフォルトで作成されて、主な役割は以下の通りです。
1 | SYSTEM表領域 | 各種データディクショナリや監査証跡が格納される |
2 | SYSAUX表領域 | AWRの情報やASH(Active Session History)、SPMのベースラインデータが格納される |
3 | UNDO表領域 | トランザクションがコミットされるまでのロールバックデータが格納される。(シングルブロックでのアクセスしかできない点注意) |
4 | TEMP(一時)表領域 | order by句や、group by句で一時的に利用される領域。通常はPGAが利用されるけれどここで賄えない場合この領域が利用される。(そうなると当然遅くなる) 一時的なデータが入るだけなのでバックアップの対象外(RMAN) |
5 | USERS表領域 | 一般ユーザのデフォルト表領域として指定されている。通常システム構築をする場合「ユーザ表領域」として利用目的に合わせて新たに表領域を追加して運用します。 |