表領域

表領域には大別して5つの表領域があります。基本以下5つの表領域はデフォルトで作成されて、主な役割は以下の通りです。

1 SYSTEM表領域 各種データディクショナリや監査証跡が格納される
2 SYSAUX表領域 AWRの情報やASH(Active Session History)、SPMのベースラインデータが格納される
3 UNDO表領域 トランザクションがコミットされるまでのロールバックデータが格納される。(シングルブロックでのアクセスしかできない点注意)
4 TEMP(一時)表領域 order by句や、group by句で一時的に利用される領域。通常はPGAが利用されるけれどここで賄えない場合この領域が利用される。(そうなると当然遅くなる)
一時的なデータが入るだけなのでバックアップの対象外(RMAN)
5 USERS表領域 一般ユーザのデフォルト表領域として指定されている。通常システム構築をする場合「ユーザ表領域」として利用目的に合わせて新たに表領域を追加して運用します。

データ・ディクショナリ

Oracle 表領域の役割

表領域には大別して5つの表領域があります。基本以下5つの表領域はデフォルトで作成されて、主な役割は以下の通りです
oracle

Oracle 表領域を削除する

表領域内が空である時にのみ削除できる 表領域が空でない場合は「ORA-01549: 表領域が空ではありません。」エラーが発生する。空の場合表領域は削除されるが、データファイルは残る。Diskの容量を気にするのであればOSコマンドにて削除する...
oracle

Oracle 表領域の使用率と空き領域サイズを確認する

GUIで調べるのもいいのですが、やはりSQLでサクッと調べたいものです。個人的にもこのSQLのコピペ使用率は高いです。Oracleは表領域(TABLE SPASE)という論理的な記憶領域にテーブルやインデックスを格納しています。このためテーブルデータが大きくなると表領域内の空きスペースがなくなりORA-01653エラーが出てしまいます。このエラーが出るって事は「本来格納すべきデータが欠落する」って事なのでDBの最も重要な仕事ができていない事になります。普段から表領域の使用状況には気配りしておいて、使用率が高くなってきたら早めに表領域の拡張をお勧めします。
oracle

Oracle 表領域の割り当てを行わないとINSERTできません

テーブルの作成ができるのにINSERTで ORA-01950 が発生 テーブルの作成(CREATE TABLE)ができても、INSERTのタイミングで ORA-01950 が発生する場合があります。これはテーブルを作成した表領域に対し「使用...
oracle

Oracle ユーザのデフォルト表領域変更

ユーザのデフォルト表領域を変更する
oracle

Oracle 表領域の新規作成および拡張

表領域の作成方法と拡張の方法
データ・ディクショナリ

DBA_DATA_FILES 表領域を構成するデータファイルを確認する

表領域はいくつかのデータファイル(OSが管理するファイル)で構成されます。Oracleから見た論理記憶領域である表領域と、OSから見た物理ファイルの関係をみるにはDBA_DATA_FILESというディクショナリビューを参照する事で確認できます。基本的にはDBA_DATA_FILESを参照すればよいのですが、TEMP表領域についてはDBA_TEMP_FILESを参照しないといけません。