Windows環境へのインストール
バージョン1,2があります。通常はV2を選択しておけば間違いないです。私も今のところV1でないと困るシーンに当たった事がないのでわかりませんが、LambdaのPython実行環境が2.7系など古い場合はCLI V1を使う事になるのかもしれません、、、このあたり未検証です。
私は以下のサイトからバージョン2をダウンロードしました。
2023/10/09 時点ダウンロードファイル名は「AWSCLIV2.msi」でした。
https://docs.aws.amazon.com/cli/latest/userguide/getting-started-install.html
AWS CLIのバージョン確認
インストールされた事を確認する
aws --version
PowerShell 7.3.7
System32 >> aws --version
aws-cli/2.13.25 Python/3.11.5 Windows/10 exe/AMD64 prompt/off
System32 >>
Python/3.11.5 と表記されているには意味があります。CLIはPythonで書かれていて、上記の例では3.11.5のランタイムを使って動作しているって事になります。
※「えぇっ!!俺のPCはIntelなんだけど」と心配した方いませんか?大丈夫です、上記AMDはプロセッサアーキテクチャを示しているわけではないので安心してください。x64と同じ意味と考えてよいです。
-- こちらは参考情報ですが、バージョン1をインストールすると以下のようになりました。
System32 >> aws --version
aws-cli/1.29.62 Python/3.8.10 Windows/10 botocore/1.31.62
System32 >>
AWS cliの設定
aws configure
以下はWindows環境にてPowershellでセットアップした際のログです。アクセスキーIDとシークレットアクセスキーを問われるので事前に準備しておきます。
System32 >> aws configure
AWS Access Key ID [None]: A******************L
AWS Secret Access Key [None]:7**************************************u
Default region name [None]:ap-northeast-1
Default output format [None]:json
System32 >>
アクセスキーって何?って方はこちらを参照してみてください
以下コマンドで確認する事もできます
aws configure list
登録した内容は以下に保存されています
Windows環境であれば以下ファイルに保存されています。直接編集する事も可能です。
C:\Users\<ユーザー名>.aws
config
credentials
せっかくなのでCLIを使ってみる
以下は事前にLambda関数として登録している「 connPostgresTest」ファンクションの実行環境を確認しています。
aws lambda get-function-configuration --function-name connPostgresTest --query
System32 >> aws lambda get-function-configuration --function-name connPostgresTest --query 'Runtime'
"python3.11"
System32 >>
アクセスキーの確認方法
- AWS マネジメントコンソールにログイン
- IAM ダッシュボードにアクセス
- アクセス管理→ユーザ→ユーザ詳細へ遷移
- セキュリティ資格情報のタブを開く
- アクセスキーを確認する
まだ作成がされていない場合「アクセスキーの作成」から作成する
アンインストール
Windowsの「アプリと機能」から「AWS Command Line Interface」を選択してアンインストール可能です。
Linux環境へインストール
AWS CLI のインストールファイルをダウンロード
curl "https://awscli.amazonaws.com/awscli-exe-linux-x86_64.zip" -o "awscliv2.zip"
ダウンロードしたファイルを解凍
unzip awscliv2.zip
インストールスクリプトを実行
sudo ./aws/install
インストールの確認
aws --version