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SQL ordered by User I/O Wait Time (awrレポート)

先日開発環境では満足のいくパフォーマンスになったバッチ処理を検証環境にもっていって確認したところ全体的にひどい結果となっていました。どうせまた統計情報やヒストグラム情報取得ができておらずプランが変わったのだろうと思ったのですがいくつかSQLのプランを見ても開発環境と検証環境では同じでした。なのに検証環境の処理速度が全然遅い。こんな時に見たのがこの「SQL ordered by User I/O Wait Time」セクションです。検証環境の %I/O項目がやたら高くなっていました。いつもと同じプランで実行しているのにUserI/Oがやたら遅い現象です。最終的には今回の原因は他の部署が断りなく同じASMにのっている「データのダンプを実施していた」事が判明して、「なーんだ、、」って事になりました。

SQL ordered by User I/O Wait Time

このセクションはサーバープロセスのI/O待機時間が長いSQLが一覧として出ています。実行時間(Elapsed Time)の内、ユーザI/O待機(*1)時間がどの程度を占めているのか、「%IO」項目で確認する事が可能です。
(*1) db file scattered read / db file sequential read / db file sequential read等です

※上記レポートは一部データ加工しています。

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